練り込み陶芸入門
 
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1-1 やきものができるまで

1.土練り


(1) 荒練り
粘土を混ぜる、硬さを均一にします。
(2) 菊練り
粘土の中に残っている空気の粒を抜きます。

2.成 形


手びねり、ひもづくり、タタラづくり、ろくろ成形など形をつくる作業。
「練り込み」は、成形時に色の異なる粘土を組み合わせて模様をつくる装飾技法です。

3.乾 燥


乾燥・素焼き・本焼きと完成までに12〜15%程度縮みます。


4.素焼き


700〜800℃で焼く。粘土が焼き締まり、強度と吸水性が増し、釉掛けや絵付けがしやすくなります。


5.釉掛け


釉薬は焼成するとガラス質のうすい皮膜になります。


6.本焼き
1,230〜1,300℃で焼く。釉薬の特性により、酸化炎焼成、還元炎焼成に分け、目標温度を決めます。
本焼き後に金彩・銀彩、上絵付けもできます。

7.完 成


作品の完成です。



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