練り込み陶芸入門
 
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3-1 ストライプ模様の花入れをつくる(タタラづくり〜ロクロ成形)



タタラづくりでストライプ模様の長めコップをつくり、ロクロの上で胴をふくらませ花入れをつくります。
ロクロが回転しているので、模様も自然に流れます。


 

背の高いストライプ模様のコップをつくる。
ロクロ挽きしやすいように筆に水を含ませ、外と内側をなでる。


 

内側に水がたまってしまったときには、コテの先にスポンジをつけて吸いとる。
一度、全体を絞るようにしめてから、口のすぼめる部分にあたりをつけます。



 

柄ゴテを使用し。胴のふくらみをつける。
ストライプ模様はとくにタテ割れしやすいので、広げる時には注意が必要です。
ロクロ挽きが終わったところ。回りに手ドロ(ドベ)がついて模様は隠れている。


 

急ぐ時はドライヤーを使い、表面を乾燥させる。(自然乾燥の方がベスト)
表面がしっとりと乾いて(生乾き)になったら、削りカンナで手ドロを削る。


 

うっすら模様がみえてきたら削りをやめ、作品を完全に乾燥させる。
削りの仕上げは、ヤスリ掛け。スチールウールを使い模様を削りだす。

「練り込み」の失敗で意外と多いのが、削りの時です。
粘土は乾いたときがいちばんもろく、欠いてしまったり、削りながらつい手をすべらせ、
落としてしまうこともあります。注意しましょう。




最後に削ったカスがのこらないように、刷毛や筆できれいにはらい、成形終了。







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