練り込み陶芸入門
 
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3-3 クマの顔をつくる



 金太郎飴の金太郎の顔をつくるように、動物の顔を組み、ベースになる粘土に埋め込んで湯呑みや角皿、小鉢づくりに挑戦です。
 日本では飴細工ですが、古代ローマではガラスのトンボ玉の技法で人面モザイクがあり、工程も似ているので参考になります。

 

瞳用に黒土のひもをつくる。
切断には弓が便利。


 

白眼の厚さを2mmにするためにタタラ板を用意。
のべ棒を使い2mmにのばす。


 

のばした白土の上に黒土のひもをおき、巻く。


 

黒土のひもが一周巻いたところで、余分な白土は切る。
2等分に切断する。


 

両眼ができた。
鼻用の黒土のひもを用意する。


 

口の部分の黄色の土を用意し、粘土と水平に弓をあてる。
鼻を埋め込むために切り込みを入れる。


 

顔用の青い土を用意する。
口の部分の形に合わせ、弓で切り抜く。


 

鼻の向きを確認し埋め込み、接着する。
眼の部分を切り抜く。


 

眼を埋め込む。
反対の眼も同様に切り抜き、埋め込む。


 

顔らしくなってきた。弓で切って確認。



 

それぞれのパーツが透き間なく埋め込まれた。
耳用に黄色の土でひもをつくる。




耳のひもを接着し、クマの顔が完成。


 

湯呑み用に白土のベースの粘土に埋め込む。
スライスし、紙筒に巻きつける。内側と外側に顔があるのが練り込みの特徴。こちらが内側。




底をつける。


 

クマの湯飲みが完成。
角皿や小鉢にもクマの顔を使用。



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